秋も深まり水道の水が冷たくなってくると、
「冷たい水で歯がしみる」という患者さんが増えてきます。
実際もう何名かの方がこの症状でおみえになりました。
「冷たい水で歯がしみる」という患者さんが増えてきます。
実際もう何名かの方がこの症状でおみえになりました。
この症状、大きく分けて2つ原因が考えられます。
一つは虫歯や詰め物の脱落。
もうひとつは知覚過敏です。
一つは虫歯や詰め物の脱落。
もうひとつは知覚過敏です。
今回は知覚過敏についてお話したいと思います。
歯の構造は、下の図のようになっており、
このうち歯の頭の部分の白い部分はエナメル質といって
削ってもなにしても痛くない、石のような部分です。
頭の内部と歯の根っこは象牙質という部分で
ここは歯の中の神経とつながっていて、感覚のある部分です。
このうち歯の頭の部分の白い部分はエナメル質といって
削ってもなにしても痛くない、石のような部分です。
頭の内部と歯の根っこは象牙質という部分で
ここは歯の中の神経とつながっていて、感覚のある部分です。
なんらかの原因でこの「象牙質」が表面に露出すると、
知覚過敏が起る場合があるのです。
下の写真で、歯と歯茎の境目近くに、少し黄色っぽい部分がありますが、
これが象牙質が露出した部分です。
知覚過敏が起る場合があるのです。
下の写真で、歯と歯茎の境目近くに、少し黄色っぽい部分がありますが、
これが象牙質が露出した部分です。
ここを歯磨きしたり、冷たい水でうがいをしたときに、
ぴりっときたり、つーんとしたりするのが知覚過敏です。
ぴりっときたり、つーんとしたりするのが知覚過敏です。
次回は、この知覚過敏の原因をお伝えします。
※写真はご本人の許可を得たもののみを使用させていただいております。