画像を使ったわかりやすい説明システム(3) デジタルレントゲン

一般的な歯医者さんでは、
レントゲンはフィルムを使って撮ります。

フィルムは現像が出来上がるまでに時間がかかりますし、
小さいので、説明されても結構見にくいですよね。

当医院では、レントゲンにデジタルシステムを採用しています。
これは、フィルムにあたるセンサーとパソコンを利用するシステムです。
ちょうど普通のフィルムのカメラと、デジタルカメラのような違いです。

デジタルのメリットには、以下のようなものがあります。

①被曝量が少ない。
②撮影後すぐに見れる。
③画面上で大きく拡大して見れる。
④保管しているうちに変色したりしない。
⑤現像液などの廃液が出ないため、地球にやさしい。

①に関しては、一枚で通常のレントゲンの1/8から1/10程度です。
この特徴と②の特徴を生かして、
少しづつX線の角度を変えたり、センサーの位置を変えたりして、
何枚かの写真を撮ることにより、
より的確な診断に必要なレントゲンを撮ることができます。
仮に同じ部分を何枚も撮っても、フィルム1枚の被曝量より小さいですから、
どうぞご安心ください。

③に関しては、以前の記事に書いた正面のモニターを使って、
全ての患者さんにレントゲンをごらん頂いています。
大きいし、こちらが指し示したりしやすいので、
より状況を理解しやすくなっていると思っています。

④⑤はおまけみたいなものかもしれませんが、
歯医者にとっては④は重要ですし、
環境保護という意味では⑤も大事なことと思っています。

下の写真は、自分で自分を撮ったものです。
実際は画面いっぱいくらいのサイズです。
25年前にやってもらった治療ですが、良くできてますね~。ホッ。

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こちらはセンサーの写真です。
これに使い捨てのカバーをつけて撮影します。

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